2014年2月26日水曜日

パンとの対話

しつこいくらい最近焼き続けている、Peasant bread。

やっと、納得のいく形に焼きあがりました。


今日は、まんまる美人さんに。
クープの端が少しひび割れているのが気になりますが、、
ぐぐっと開いて良い感じ。

決めてはやはり、水分量なのかなあと、
何度も同じものを焼いていると感じます。

生地が緩すぎず、固すぎなければ、成型もうまくいって、
焼成時にぐぐっとクープを持ち上げる力も強い気が・・


独学でパンを焼いていると、
こうして毎日焼いていてやっと、分かってくるようです。
ああ、もっと、日本にいる時に本格的に習っておくべきだったわ。。

と思う反面、
こうして毎日ゆるゆると、試行錯誤しながらの
パンとの対話も悪くない。

日本から遠くにいて、
ふとした時に少しだけやってくる孤独感や焦燥感を
感じずにいるために、何でも良いから「熱中しているもの」
というのは大切かもしれない。

のんびりと膨らんでいく天然酵母の生地を眺めながら、
毎日違う焼き上がりのパンを確認する。

毎日すこることがある。
というのは、当たりまえのようで実は有難いことなのかも。





今日もこの焼きたてのパンをお届けする時に、
車中が何とも言えない香ばしい香りで包まれて。

「美人に焼きあがったパンは、香りまで美味しいわ~」
そして良い香りに焼きあがったパンは、確実に美味しいのです。

「この香りには、美味しいプロシュートとチーズのサンドイッチで
食べて欲しいなあ・・」
などと、食べてもらう人のことまでお節介に想像したりして。


こんな風に一人、香りに酔いしれながらご機嫌で運転していましたが・・

後ろに乗っている娘からは、
「なんかへんなニオイするーー」
のコメントが!!!!
><






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